まじめなブログ

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産後の肥立ちが悪すぎるっていうやつ。

産後、産褥熱になりました。

退院の日、朝から体がだるかったんです。熱が出そうだなって思うくらい。きっと疲れが出たんだわ~とか思ってました。

退院の準備して帰ろうとする時も、荷物が持てない。恥骨は痛くてまともに歩けないし、体はダルすぎるし、赤ちゃんも出来れば抱っこしたくない。それでもなんとか車へ。家に着くころには寒気が出て、ガッタガタのガッチガチに震えてました。それからは、ぐんぐん熱が上がる。一気に38度。これはダメだ。。と、一旦寝かせてもらう。ミルクで乗り切ってくれと一旦旦那に赤ちゃんを託しました。寝ても熱は下がらず、そのまま夜を迎えました。赤ちゃんをお風呂に入れることすらできません。夜もまたひたすら寝ましたが、熱が下がってる感じは無し。ただ、熱が上がってしまってからは、体がそれに慣れたのか、授乳できるようになりました。

疲れだろうなと思いつつも、なんとなくネットピコピコ~。「産後」「熱」と、グーグル先生に聞いてみると。。。「産褥熱」という単語が…!「産後10日以内に38度以上の熱が2日以上続くこと。」えっ?!これちゃうん?!!こんなんあんねや~。嫌やな、また病院行かないとあかんかもしらんのや。。。とショックを受ける私。

 

次の日、熱は37度台。このまま下がるかな?なんて思いつつゴロゴロしてても、やっぱり下がらない。37度台止まりなんです。夕方、やっと病院に電話してみる。

「悪露の量は?」 変わりません。

「悪露の臭いは?」 変わりません。

「お腹痛くないですか?」 痛くないです。

「喉の痛みや咳などの風邪の症状は?」 ありません。

「熱は?」 昨日は38度、今日は37度です。

すると、「たぶん産科系ではないだろう」と。来てもらっても、インフルエンザだと困るから。。。という回答。産褥熱の可能性も聞いてみたけども、腹痛もないし、悪露の状態からもそうは考えられない、と。

そしてその直後、またしても寒気がして、熱が上がる。ついに40度。これはまたヤバイ数字だと思いつつ、もう電話する元気がない私。そしてこの頃から、漬物のようなニオイすんな~と思い始めます。旦那も、こいつ臭いな~と思い始めてたようです。でも、野沢菜の漬物を混ぜたおにぎりが枕元にあったので、そのニオイだと思ってました。夜10時頃かな?やっぱりもっかい電話したほうがいいかなということで、電話してみる。

「悪露の量は?」 変わりません。

「悪露のニオイは?」 変わりません。

「腹痛は?」 ありません。

「熱は?」 40度です。

やっぱりここでも、「産科系ではないかな~」と。熱もしんどいから、一度行っても良かったけど、救急だと詳しい検査ができないので明日行くのとあまり変わらないらしい。だから、やはり一晩様子見ることに。

この電話のあとくらいから、あれ?もしかして漬物のニオイって私の布団の中からする?と思い始めました。試しに枕元のおにぎりのニオイを嗅いでみる。…全然臭くない…。布団を剥いでみる。。臭う。。私、臭い。。。

 

そして翌日。もうダメ。電話する気力もない。そもそも、総合病院の電話ってめんどくさい。一度、総合受付みたいなとこに電話して、そっから転送されるから、産科は話し中でした~とかって、もっかいかけ直せと言われることが多い。その度に総合受付に事情を話す。自分の症状を話すのも、もう飽きました。と思って行動に移せないでいると、旦那に、電話したほうがいいよ、症状が良くなってないもん、と促される。ダラダラしてる間に、午前中の外来受付時間が終わり、結局午後の救急外来に行くことに。昨日の夜行かなかった意味なし。内科で看護師さんに症状を話し、先生にもう一度話す。結局内科では解決せず、産婦人科へ回してもらう。入院中にお世話になった助産師さんがいたり、産前に通ってた産婦人科外来とは違う雰囲気を感じました。なんか、知ってる人ばっかりって感じ。

 

そして先生に診てもらうと、「やっぱり怪しいですね。」と。悪露がやばかったみたい。結果、子宮内膜が細菌感染して炎症を起こしているんだろうということ。抗生物質と解熱剤をもらいました。「抗生物質が効かないこともあって、その場合はもう一度入院です。」と言われ、ガーンガーンガーンとショックな私。じゃあ、退院なんてしなけりゃ良かった。入院期間6日を選んでおけば、こんなに煩わしい思いもしなかったのに~~~!

 

最初の診察後、血液検査をしたんです。その時、CRPという単語を初めて知りました。炎症の度合いを表すらしいのですが、普通の人は0.5くらいらしいんです。風邪で5、盲腸でも15くらい。それが私は21。ほんまは入院ですよ、と。まあ、結果が出た時には熱は下がってたし、入院は免れましたが、次また熱が出たら入院ね、と釘を刺される。盲腸で15。。それ以上の炎症を起こしてるのに、腹痛は無し。なんかやっぱ、人の体って、数値だけでは分からんもんですね。教科書通りにはいきません。

 

さらに不思議な私の体。悪露がおかしいので、子宮に残っているのを掻き出してもらう訳ですけども、その処置がですね~、ぜんっぜん痛くない。先生に、大丈夫ですかー?!とあのカーテンの向こう側から何度も聞かれ、その度に大丈夫ですと言い続けてました。また別の日には、あまりにも私が無反応なのが余計に心配になったのか、看護師さんに様子を見に行けと指示を出し、慌てた看護師さんがきょとんとしている私の顔を見て、「痛み強いね~!!!」と、びっくりした様子でした。ちょっと痛い時もあったけど、いや、痛いというか、だるーい感じみたいのはありました。が、「痛くないです」なんて、絶対言ってはいけない!って必死に思ってました。だから、「ちょっと痛くなってきました~」って一応言ってました。この人大丈夫と思われて、雑に処置されてもイヤじゃないですか。痛みに強いというか、ほとんど痛みを感じてなかったんですけどね。ほんまは手術室で麻酔してするんですよーと先生が言ってました。…ほんまに?!  てことは、全く痛くもないのに麻酔してたかもしらんの?!もしかして、お腹を開く手術とかも、痛み感じない人とかおるんかもしらんな。。。一律で麻酔されるけども。まあ、そんな人はさすがにおらんか。。

 

とりあえず、1ヶ月健診で病院通いは終了となりました。あっという間の1ヶ月でした。気付いたら赤ちゃんも大きくなってたわな。

後日、実家が産婦人科の友達に産褥熱の話をしました。その子のお母さん曰く、「それ、だいぶ調子悪いやん!そんなん今時ないで!その病院で何かされたんちゃう?!」だそうです。何が原因か特定するなんてできないからもういいんですが、とにかく私は具合が悪かったらしいんですよ。自覚はほぼありませんでしたがね。

そして、このたび月のものがやってきました。授乳中なのにー。。長女の時は1年9カ月音沙汰無しやったのに。。この産褥熱が関係してるんちゃうかと睨んでるんですが、まあそんな因果関係も証明できるもんでもないでしょうしね。

 

以上、産褥熱のお話でした。処置が遅れると怖いらしいので、皆様お気を付け下さい。。。